ロック名演座

個人的に名演だと思ったライヴ動画を紹介致します

【Aero Smith】エアロスミス、デビューから20年後の急上昇

エアロスミスは、

1973年にアメリカのマサチューセッツで結成された

ハードロックバンドです。

 

デビューから間もなく人気を博し、

3rdアルバム『Rocks』(1976)では全米ビルボード3位を記録する等、

1970年代最も成功したバンドの一つとなりました。

そしてここ日本でもQueen、KISSと並び「三大バンド」と称され

早くから人気を集めていました。

 

しかし、

人気が高まりスケジュールが過酷になるにつれメンバーの中ではドラッグが蔓延。

さらにメンバーの関係も次第に悪化していき、

1979年にはついにリードギターのジョー・ペリーが脱退します。

しかしその数年後、メンバー間での話し合いの場が持たれ、

ドラッグやアルコールの禁止等を条件に、

解散直前だったメンバーが再集結、活動を再開します。

 

 

その後はヒップホップグループRun-D.M.Cが

「Walk This Way」をカヴァーしたのをきっかけに、

再びヒット作を連発。

1993年には『Get a Grip』で初の全米1位を獲得、

また1998年公開の映画『アルマゲドン』の主題歌「I don't want to Miss a Thing」

もバンド初の全米シングル1位を獲得するなどし、

今ではトータルアルバムセールス1億5000万枚以上という、

世界トップクラスのロックバンドになったのです。

 

この映像は再結成後の1994年、

オランダのナイメーヘンで行われたヨーロッパ・ツアーに模様です。

当時のバンドの勢いが現れているとても良いライヴです。

スティーブン・タイラージョー・ペリーにばかり目が行きがちな

エアロスミスですが、リズムギターのブラッド・ウィットフォードにも

是非注目してください。渋いです、、、

 

Here we go, rock'n roll!