ロック名演座

個人的に名演だと思ったライヴ動画を紹介致します

【ゆらゆら帝国】20周年ライヴで見せた完全体の姿

ゆらゆら帝国は、

1989年に結成された三人組の
サイケデリックロックバンドです。
 
その独自の世界観で、
音楽ファンはもちろん、他のミュージシャンにも多大な影響を与えているバンドです。
 
2010年に惜しくも解散してしまっているのですが、
理由として「『空洞です』(2007年発売のアルバム)で全部やり尽くしてしまった」と
Vo.の坂本慎太郎さんが答えていたのはとても印象的でした。
 
今回の映像は、
ゆらゆら帝国解散直前の2009年に日比谷の野音で行った
結成20周年記念ライヴでの一幕です。
 
実はわたくし、
現にこの会場の客席にいたのですが、
今まで生で見た"全"ライヴの中で
No.1と言えるほど、物凄いライヴでした。
今になって思うと、
ゆらゆら帝国というバンドの完成系を
そこで目の当たりにしていたという事なのでしょう。
 
これを見て少しでも当時の私に共感して頂ければ幸いです。
 
Here we go, rock'n roll!

【大貫妙子】「都会」という名曲

大貫妙子は、

東京出身の女性ミュージシャンです。

山下達郎村松邦男らと伝説のバンド

SUGER BABEを1973年に結成し、

'76年の解散後、ソロとして活動開始。

 

この「都会」という曲は、二枚目のアルバム『SUNSHOWER』

に収録されている初期の名曲です。

音源ではあの坂本龍一さんがシンセソロを弾いており

すごく印象的なのですが、

個人的にはこのライブバージョンの方が好きです。

 

大貫さんはもちろん、

僕が特に好きなのはバックでギターを弾いている

小倉博和さんの職人的なプレイです。

後半のギターソロは絶品です。

 

Here we go, rock'n roll!

 

【Metallica】メタリカ、崩壊寸前のソ連にて開催、Monsters of Rock 1991での激演

Metallicaは、

1981年にアメリカのロサンゼルスで結成された

ヘヴィメタルバンドです。

 

Slayer, Anthrax, Megadethと共に「スラッシュメタル四天王」

と呼ばれ、デビューから35年たった今でも

メタル界のトップに君臨するレジェンドです。

 

今回は、

そんな彼らの1991年当時の映像なのですが、

このMonsters of Rock、なんと崩壊寸前のソ連の首都

モスクワで開催されたのです。

ステージからは見渡すかぎりの人、人、人!(推定40~50万人)

その群衆を厳戒態勢で囲むソ連軍の兵士達。

暴動のような熱気が会場を埋め尽くしています。

 

この、

もみくちゃに入り乱れた観客が拳を突き上げて

"Die!!"と叫ぶシーンは、

ロックの歴史の中でもとても重大な瞬間だと、

思っております。

 

ぜひ爆音でお楽しみください。

Here we go, rock'n roll!

 

 

【Arctic Monkeys】アークティック・モンキーズ、老舗フェス、グラストンベリーのヘッドライナーを飾る

Arctic Monkeysは、

2002年にイギリスのシェフィールドで結成された

4人組ロックバンドです。

 

2006年、メンバーが若干20~21歳の時に発売したアルバム

Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

が全英で1位を獲得。

翌年の2007年、早くもセカンド・アルバム

Favourite Worst Nightmare

を発売。これも全英で1位、また全米でも7位と、

世界中でスマッシュヒットを飛ばし、一躍スターダムに駆け上りました。

 

この映像は、

そんな2007年に行われたイギリスの老舗フェスティバル

グラストンベリー・フェスティバル

のヘッドライナーとして抜擢された時のものです。

 

一曲目から観衆の大合唱を煽り、

ライヴは、当時のバンドの勢いそのままに一気に加速していきます。

ぜひお楽しみください。

 

Here we go, rock'n roll!

 

 

【Extreme】エクストリーム、フレディー・マーキュリー追悼コンサートでの驚愕パフォーマンス

Extremeは、

アメリカのマサチューセッツで1985年に結成された

ハードロックバンドです。

 

バンドとしては

アコースティックバラード曲“More Than Words”が特に有名ですが、

基本となるのはやはりハードロック、またファンクメタルとよばれる

16ビート基調のサウンドです。

 

特筆すべきはメンバーひとりひとりの卓越したテクニック。

今回あえて、トリビュートライブをチョイスしたのは、

Queenの楽曲を、1本のギターと1本のベース、

そしてドラムとボーカルという最小限の構成で忠実に再現しているからです。

 また、フロント三人のコーラスワークも是非注目してください。

 

Here we go, rock'n roll!